20代の頃の僕は『人生は、自分でコントロールできる!』という
価値観で自分を動かしていました。
自分をコントロールして、目標を決めて、
何がなんでも行動し続けて
一貫したつよいコミットメントと情熱で・・・
という世界観のなかに生きていました。
その頃の僕は"自分"が折れてしまうと
すべてが止まってしまうような感覚がありました。
人生は、"自分"で決めて、"自分"で生きて
"自分"がプランを作って、自分が行動して・・
自分、自分、自分・・・
自分が折れるわけにはいかないのです。
自分の決斷を曲げるわけにはいかないのです。
自分が諦めてはいけないのです。
あるとき、この生き方に限界がきました。
當時はシステムエンジニアでした。
アトピーが悪化してメールも読めないほどに顔が赤く腫れあがり
精神的にもぼろぼろになりました。
精神的、肉體的な燃え盡き症候群に陥いったのです。
あるときから、"目に見えない人生の流れ"のようなものが
あることが分かってきました。
そして、つぎのような生き方にシフトしてきました。
・目に見えない流れを読み取り、
そこに合わせて柔軟に生き方ややることをシフトさせる
この感覚を摑めると、はるかにラクにスムーズに
人生を進めることができます。
目に見えない流れを信頼して委ねられるから、
思い切った行動をとることもできるようになるのです。
f:id:horiuchiyasutaka:20160905133544j:plain
これは流れに委ねるとは、ただ何もせず
ぼーーーーーっとして生きるということとは少し違います。
"いま"必要なことを積み重ねていくということです。
潛在意識は、つねに流れを把握しています。
自分の感覚を感じながら生きるようになればなるほど
潛在意識はインスピレーションを通じ
"いま"、もっとも必要なことを教えてくれます。
それが、「休みなさい」というメッセージということもあります。
「いま、一気に動きなさい」というメッセージということもあります。
なんだかモチベーションが上がらないというとき
メッセージであるということも多いです。
思い切って予定をやめてみたら
數日後にやらなくてよかったと分かることが何度もあります。
東大の池谷裕二教授によると
意識のうち、潛在意識は99.999%を佔めると言われています。
普段、意識できていることの何千倍も摑んでいるということですね。
純粋なインスピレーションは潛在意識からの
メッセージでもあるので
感受したものを活かして積み重ねていく。
最初は上手く扱えないこともありますが
慣れてくると感覚的に摑んだものを日々活かしながら
生きていくことができるようになってきます。
次第に、『この感覚の時には、どんどん動いておこう』
といったことも摑めてきます。
見えない領域の流れやメッセージ(インスピレーション)を
信頼しているからこそ
見える領域(五感覚で感じている世界)で
どんどん動くことができるのです。
留言列表